風 景 青 森 |
白神ライン(青森県道28号線) |
訪問日 |
2013年 8月 |
詳 細 |
青森県 深浦町から弘前市に至る全長85.9kmの主要地方道です。 世界遺産である白神山地のすぐそばを通り、バッファーゾーンに指定されている「暗門の滝」があります。 他には津軽峠に白神山地で一番の巨木と言われている「マザーツリー」があります。 この道路は森林・観光開発や経済効果を期待し、12年もの歳月を掛けて建設した弘西林道が前身です。 開通は1973年です。地盤が軟弱で土砂崩れが多発し前述の効果が見込めなくなった為、1983年に 青森県道に編入されました。「林道」は林野庁、「県道」は国交省の所管となります。 1993年に白神山地が世界遺産に登録された際に「白神ライン」と命名されました。 そしてこの名前が多くの(たぶん)誤解を招く元凶となっています。 白神山地の北側42kmが未舗装の砂利道になっていて、軽めのダートといったところでしょうか。 特に日本海側は道幅が1車線分程しか無く、九十九折が連続していて見通しが悪いです。 砂利道という事でブレーキの際にタイヤが滑ります。また、中途半端なダートの為スピードを出しやすく出合頭の 事故やカーブを曲がりきれずアチラの方向へ突っ込む事故が多いです。 日本海側から弘前市へ抜けようと地図を見るとちょうど良い場所ににあるのでつい入ってしまいそうですが、 ダートに興味が無い、こういった道が苦手といった人が迷い込むと良い事は何一つありません。 カーナビでも検索で掛かる事があるかもしれませんが、そのまま国道を北上し青森市経由などで進んだ方が 絶対に早いです。 ましてや雨の日や夜間に通る事はおススメ出来ません。携帯の電波はほぼ入りませんし。 冬季は閉鎖され、全線を走破できるのは5月下旬から11月中旬までです。 落石が少ない為走りやすいダートです。普通車でも十分走れます。 入門には持って来いの場所なので、興味のある方は是非!走破後は洗車必須ですが・・・ |
行き方 |
弘前市内から県道28号線を西へ。 日本海側からは国道101号線を北上し、十二湖を過ぎた先で右折し県道28号線へ。 |