風 景

宮 崎


 高千穂峡


   訪問日


 2012年 9月


詳 細


 宮崎県 高千穂町にある峡谷です。
 国の名勝、天然記念物になっています。また途中にある真名井の滝は日本の滝百選に選ばれています。
 
 阿蘇の火山活動の際に噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って流れ冷やされた事により柱状節理となり、
 その後、五ヶ瀬川の侵食でV字の渓谷になりました。

 高さが最大100m、平均で80mにもなる断崖が約7kmに渡って続いています。
 規模の大きな柱状節理を見る事が出来る美しい渓谷です。
 年間を通じて観賞する事ができ、特に紅葉の時期が美しく観光客が多く訪れるそうです。

 高千穂峡が有名なのは柱状節理はもちろんですが、何と言ってもボートで滝に近づける事ではないでしょうか。
 九州の観光写真や風景写真でよく登場する滝とボートが写っている所は、ここの“真名井の滝”です。

 渓谷内の一箇所に3本のアーチ橋が架かっていて、代を重ねる毎に高くなっています。
 一代目が「神橋」(石橋)、二代目が「高千穂大橋」(鋼橋)、三代目が「神都高千穂大橋」(コンクリート橋)
 となっています。「高千穂三橋」と呼ばれていて材質の違うアーチ橋を同時に見る事が出来ます。


行き方


 熊本市内から国道445号線・218号線を東へ。阿蘇から国道325号線を南へ。
 宮崎県 延岡市から国道218号線を五ヶ瀬川沿いに西へ行くと高千穂へ行けます。










渓谷内はかなり切立っています。




高千穂三橋と仙人の屏風岩。




手前から「神橋」、「高千穂大橋」、「神都高千穂大橋」です。




扇の様な形をした柱状節理。




柱状節理。












流れ込む支流も綺麗な渓谷になっています。




幅が広くなった所は絶壁の高さが増します。








再度狭くなった所に真名井の滝があります。












渓谷以外にもいくつか観光スポットがあります。




湧水?水がとても澄んでいました。




玉垂の滝。




地層の隙間から水が出てきています。
静岡県の「白糸の滝」に似ています。










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