風 景 長 崎 |
長崎市内(平和公園) |
訪問日 |
2013年 5月 |
詳 細 |
長崎市内観光シリーズです。 市内にはたくさんの観光名所があります。 散策には路面電車が便利です。 1回乗車120円ですが、1日券が500円で販売されています。 今回は平和公園を紹介します。 長崎は広島に続いて原爆が落とされた都市です。 爆心地やその周辺が平和公園として整備されています。 原爆投下は1945年8月9日 午前11時02分です。 被害その他の状況は、よく知られている通り甚大なものでした。 爆心地付近の建物は全て倒壊全焼した為当時を残す建物はありませんが、原爆落下中心碑のある爆心地に ここから500mほど離れた場所に建っていた浦上天主堂の遺壁が移築されています。 横を流れる川に降りると当時の地層を見る事ができます。 毎年「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が行われる平和祈念像は爆心地から100m離れた小高い丘の上にあります。 元は「長崎刑務所浦上刑務支所」という刑務所がありました。原爆により倒壊し爆心地に最も近い公共の場所という事で、 跡地が公園として整備されました。現在は庁舎の基礎が遺構として残されています。 平和祈念像は高さ9.7m、重さ30tの青銅製で、天を指す右手は原爆の脅威(過去)を、 水平にのばした左手は平和(未来)を示し、 閉じた目は犠牲者の冥福を祈っているそうです。 その他に、水を求めながら亡くなった犠牲者の冥福を祈る「平和の泉」や各国から寄贈されたモニュメントが立ち並び、 国籍に関係なく多くの方が平和を祈っています。 |
行き方 |
原爆資料館へは長崎電気軌道(路面電車)第1・3系統の浜口町電停が、平和祈念像には一つ隣の松山町電停が それぞれ最寄となっています。 ただ、それほど離れているわけではないので資料館→中心地→平和祈念像の順に歩いていくのもいいかと思います。 中心地よりも資料館の方が高い場所にあります。 |