風 景

長 崎


 西海橋


   訪問日


 2013年11月


詳 細


 佐世保市 針尾島と西海市の間にある針尾瀬戸に架かる橋です。
 長さ316.26m、幅8mの固定アーチ橋です。国道202号線となっています。
 開通当時は、固定アーチ橋としては長さが世界3位、東洋一と称されました。
 また、橋として日本で初めて支間長が200mを超える長大橋で、日本初の有料橋でもあります。

 針尾瀬戸は日本三大急潮のひとつとされ、渦潮が見れる場所です。
 その為、西海市側の西彼杵半島は長い間「陸の孤島」と呼ばれてきました。
 産業・開発の促進を目的に1935年に架橋が提案され1951年に着工し、4年後の55年に供用が開始されました。
 当初は有料橋で時間も決まっていましたが、観光客を誘致する為、昭和45年に無料化されました。

 開通の翌年に公開された怪獣映画「空の大怪獣ラドン」の作中に登場し、ラドンの衝撃波で叩き折られました。
 公開後、橋を訪れる観光客が増加した事で、以後の怪獣映画で新ランドマークが宣伝をかねて破壊されるという
 伝統の先駆けになりました。

 2006年に並行して新西海橋(西海パールライン)が開通しました。
 近くにはハウステンボス針尾送信所があります。


行き方


 佐世保市内から国道35号線を南に行き、針尾島付近で国道202号線に入ります。
 長崎市内からは国道206号線を北上すると行けます。






全景。
欄干がきれいな朱色です。












橋から外海を向いて。
渦潮の時間でなくても潮流の速さが分かります。












新西海橋。
道路の下に歩道があります。




公園の駐車場から見える針尾送信所。
ただの巨大な煙突の様に見えます。






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