風 景

徳 島


 大鳴門橋(渦の道)


   訪問日


 2014年 7月


詳 細


 大鳴門橋は兵庫県 南あわじ市(淡路島)と徳島県 鳴門市(大毛島)間に架かる吊り橋です。
 渦潮で有名な鳴門海峡の最狭部を結んでいます。

 1976年に着工し1985年に開通しました。
 神戸淡路鳴門自動車道の一部で、瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)と3ルートある
 本州四国連絡橋の一つを担っています。
 
 橋長1,629m、中央径間876m、幅25m、主塔高さ144.3mです。
 上下2層式になっていて上部に6車線の道路、下部に新幹線規格の複線を通す事ができます。
 (現在は道路が暫定4車線、鉄道は未定となっています)
 当初の計画ではこの橋を四国新幹線が通り、淡路島経由で大阪と繋がる予定でしたが、本州−淡路島間に架かる
 明石海峡大橋が予算や地盤の関係で道路単独橋として建設された為、使用されずにそのままとなっています。

 日本の道100選にも選ばれています。

 渦の道は先述した様に鉄道部分が使用される見込みが無い為、改造し展望施設を設け観光施設として公開したものです。
 橋のケーブルを支えるアンカーブロックの上部から橋の下層部分に入ります。
 全長約450mの遊歩道で終端は展望室となっています。海面からの高さは45mになります。
 展望室が渦潮の出来る場所のほぼ真上にあるので、渦潮を真上から見下ろせる様になっています。


行き方


 神戸淡路鳴門自動車道の一部です。橋に最も近いI.Cは淡路島側が淡路島南I.C、徳島側が鳴門北I.Cです。
 橋上は駐停車路肩走行禁止です。最低速度が50km/hとなっているので渦潮を見ようと減速したりもできません。
 橋上に設置されているスピーカから注意されるそうです。
 渦の道へは鳴門北I.Cから県道11号線を北上し終点まで行きます。






徳島県側から。




遊覧船。
渦潮の間近まで寄ってくれます。




大鳴門橋の道路供用部。




常に横風が吹いています。
バイクは特に注意が必要です。
ライトの下にあるのがスピーカー。たくさん設置されています。








渦の道 入り口。




白い壁はアンカーブロック。
ケーブルを支えるコンクリートの塊です。








鉄道を通せるように橋脚にも穴が開いています。




遊歩道。
構造上、仕切りが金網の為、風が吹き抜けています。




ガラス張りになっている所がいくつかあり海流を見る事ができます。




橋の構造が見れます。




鉄道を通す為、中央が開いています。




渦潮。




遊覧船が近づいて行きます。












綺麗な渦。




展望室の端から。
奥は淡路島側。




激しい海流を真上から眺められます。




淡路島にある道の駅。




淡路島から徳島側を。




道の駅にあるレストランから。
運良く窓際に座れると大鳴門橋を目の前に食事できます。






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