稚内駅(2016-08)＿貧乏兄さんの戯言

鉄　道北海道	稚内駅（日本最北端駅）
訪問日	２０１６年　８月
詳　細	北海道稚内市にあるJR北海道宗谷本線の駅です。　日本最北端の駅です。日本最北の終着駅でもあります。　また、併設する道の駅「わっかない」も日本最北です。　駅名の由来は、アイヌ語のヤム・ワッカ・ナイ（冷たい飲み水の沢）を音訳したものからきていると言われています。　１９２８年（昭和３年）に開業しましたが、稚内駅としては２代目にあたります。　この駅が開業するまでは、樺太ほかへの連絡航路に乗り換える為に、初代稚内駅（南稚内駅）から２ｋｍを　歩いていたそうです。現在のフェリーターミナルである中央埠頭は駅より徒歩１０分です。　現在の駅構内は１面１線ですが、かつては広大な構内に旅客、貨物ホームのほか、連絡船接続の為の　側線など複雑な配線となっていました。　２０１２年（平成２４年）に全面開業した複合ビルである「キタカラ」には多くの施設が入居しており、近代的な駅舎と　なっています。　依然は駅周辺が市内中心部でしたが、現在は宅地造成や郊外型店舗の進出により、隣の南稚内駅周辺が　市街地化しています。　次駅の南稚内駅は、稚内駅に到着する特急列車の清掃・整備業務がある為、駅員配置駅となっています。　次々駅が日本最北端の無人駅、木造駅舎の抜海駅ですが、そちらは市街地から２つ先の駅とは思えない　風景の中にあります。　１９２３年（大正１２年）稚泊航路開設。南樺太との鉄道連絡船就航。　１９２４年（大正１３年）稚内連絡待合所開設。　１９２８年（昭和　３年）稚内駅（現在の南稚内駅）より延伸、「稚内港駅」として開業。　１９３８年（昭和１３年）本駅舎を市街地側に建替え（２代目）。　　　　　　　　　　　　　　　北防波堤ドームに稚内桟橋駅が稚内駅構内仮乗降場として開業。　１９３９年（昭和１４年）「稚内駅」に改称。　１９４５年（昭和２０年）ソ連軍による南樺太侵攻により稚泊連絡船が運航停止。稚内桟橋駅が廃止。　１９６５年（昭和４０年）本駅舎建替え（３代目）。　２０１０年（平成２２年）２番線廃止。転てつ機の無い棒線駅になる。　２０１１年（平成２３年）キタカラの鉄道駅部分が開業（４代目駅舎）。　２０１２年（平成２４年）キタカラ全面開業、日本最北の道の駅「わっかない」開設。　日本最東端駅　　　　　　　　・・・　JR北海道根室本線「東根室駅」　日本最西端駅（鉄軌道）　　　・・・　松浦鉄道西九州線「たびら平戸口駅」　　　　　〃　　　（全鉄道）　　　・・・　沖縄都市モノレール「那覇空港駅」　日本最南端駅（鉄軌道）　　　・・・　JR九州指宿枕崎線「西大山駅」　　　　　〃　　　（全鉄道）　　　・・・　沖縄都市モノレール「赤嶺駅」　日本最南端終着駅（鉄軌道）・・・　JR九州指宿枕崎線「枕崎駅」　　　　　　〃　　　　　（全鉄道）・・・　沖縄都市モノレール「那覇空港駅」　日本最北端駅　　　　　　　　　・・・　JR北海道宗谷本線「稚内駅」　日本最北端終着駅　　　　　　・・・　JR北海道宗谷本線「稚内駅」
行き方	北海道最北端の都市である稚内市にあります。　先述の通り、市街地の北側に位置しています。