鉄 道

大 分


 由布院駅


   訪問日


 2012年 9月


詳 細


 大分県 由布市にあるJR九州 久大本線の駅です。
 直営有人駅で特急停車駅でもあります。全ての列車が停車します。
 
 特急は独特の色とフォルムで有名な「ゆふいんの森」が走っています。
 キハ71・72系が運用されています。この車両はキハ58・65系を改造して造られました。
 キハ58は国鉄が製作した急行形気動車で、気動車の代名詞とも言える車両です。
 営業開始は1989年です。ぜひ由布院へ鉄道で行く際はこの特急で♪
 (今回は時間が合わず間近で見る事が出来ませんでした・・・ いつか撮影してみたいです)

 この駅はいわずと知れた湯布院(由布院)の玄関口です。
 駅を出ると正面に由布岳を眺めることが出来ます。
 またホームの端に足湯(有料:160円)がある珍しい駅です。足湯だけの利用も可能です。

 改札口を設けず待合が12mの吹き抜けになっており、開かれた駅が特徴になっています。
 列車到着時に駅員さんが台を端から持って来て中央で改札します。
 開業は1925年(大正14年)で、現在の駅舎は1990年(平成2年)に完成しました。
 構造は単式1面1線、島式1面2線の2面3線で外側に留置線があります。
 単式ホームに駅舎があり、島式ホームへは陸橋と構内通路で接続されています。


行き方


 大分自動車道 湯布院I.Cから東へ2km程行くと湯布院町内です。
 市街地に入るとすぐにわかります。
 
 JRでは「ゆふいんの森」が博多から出ているのでおススメです。
 「ゆふいんの森」(キハ71・72系)は予備車が無い為、車両点検時などは「ゆふ」(キハ185系)が充当されます。
 その際は「ゆふ8○号」として運行されます。






駅舎です。
落ち着いた雰囲気の外観になっています。




屋根と庇は車輪がモチーフです。








吹き抜けになっていて開放感があります。




構内は広いです。
停まっているのは各駅停車。
いかにもJR九州の車両といった感じです。
JR三島会社(北海道・四国・九州)は自社のシンボルカラーを多用しています。




ホームを繋ぐ陸橋。
ホーム奥に足湯があります。




陸橋の反対側。
奥に構内踏切がありバリアフリーになっています。








ホームにある凝った駅名看板。




赤色以外の車両も走っています。
国鉄時代の車両だからでしょうか。




正面から
見えにくいですが駅奥の扉の前に駅員さんが立っています。
列車が着たら台と共に出て来られます。




駅を出ると正面に由布岳を眺めることが出来ます。




由布院駅の遠望。
由布院(湯布院)のページで紹介した「大杵社神社」の参道からです。




この時に「ゆふいんの森」が入駅して来ました・・・
ホームにいる緑色の車両です。




ここからは夜に行った時の写真です。




電球色の落ち着いた雰囲気です。
観光客の特に女性をメインターゲットにしているだけあって、
細かいところまで気が配られています。




島式ホームに2編成、留置線に1編成停車中です。
単式には撮る直前まで特急「ゆふ」がいました。
終着駅でもあるので田舎の駅にしては列車の往来が多いです。








駅前通り。
撮影時間は午後8時頃なのですが、店もほとんど閉まっていて暗くなっています。




こういった雰囲気が好きな人にはいい観光地です。






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